2017-06-28

レシピ びわ酒

6月に入ると、びわの季節。

実家のびわの木が元気を取り戻したようで、今年は豊作でした。

初夏の味を少しでも長く楽しむために、びわ酒を漬けてみることにしました。

 

材料


保存瓶 容量4ℓのもの

びわ  1kg

レモン 2

氷砂糖 200500g

ホワイトリカー(35度) 1.8

 

作り方


1.保存瓶を消毒し、十分に乾燥させる

一番手軽なのはホワイトリカーをキッチンペーパーなどに染み込ませて中を拭く方法ですが、消毒がムラになりやすくおすすめしません。

半量で作るなど、瓶が小さい時は鍋で煮る消毒を。ガラスが割れてしまわないように、必ず水の状態で瓶を入れてから火にかけます。

4ℓの瓶を熱湯消毒する時は、一度5060のお湯で瓶全体を温めてから熱湯をかけると、瓶が割れることを防ぐことができます。

また、最近ではホームセンターなどで保存瓶消毒用のアルコールスプレーが売られていますので、こちらを使用してもよいでしょう。

2. びわを洗う

実を丁寧に洗ったあと、キッチンペーパーなどで水気を取り、よく乾燥させましょう。びわの実のおしりの部分、花のついていたところは中が空洞になっており、水が入りやすくなっているので特に注意が必要です。

3. レモンの皮をむき、輪切りにする

りんごの皮むきの要領で、白いワタの部分までむきましょう。ワタと種を丁寧に取り除いておくことで苦味がでることを防ぎます。

4. びわと氷砂糖、レモンを交互に重ねて層にし、ホワイトリカーを注ぎ入れる

お酒を注ぐ時は、静かにゆっくり。

空気を含んでしまうと風味が損なわれるとか(化学の領域)。

 

ポイント


びわは、痛みのないできるだけ新鮮なものを用意します。

レモンはなくても問題ありませんが、加えることで淡いびわの味にさわやかな酸味をプラスしてくれます。

氷砂糖は梅酒に比べて少なめにする場合が多いようです(梅酒は400800g)。梅の酸味の強さに対してびわの香りや味は淡いため、甘くしすぎると取り返しがつきません。漬ける果実の酸味や苦味とのバランスを考え、氷砂糖の量を決めます。びわの場合は甘みは抑えて作り、飲むときに調節するとよいでしょう。

ホワイトリカーをブランデーにかえてもおいしくできるようです。その際はかならず35度以上のブランデーを使いましょう。

漬けた後は、氷砂糖がとけるようにときどきゆすります。上記の理由でバシャバシャ振ってしまうと味が落ちそうです。

 

びわは、漬けた直後は沈んでいます。数日経つと、アルコール分や糖分の具合で皮の浸透圧の変化が起こり、実が浮いてきます。氷砂糖がとけきり、浸透圧の変化が徐々におさまると再び沈んでいきます。こういった比重の変化が見た目にも楽しいです。

漬けてから3ヶ月ほどで楽しむことができます。1年後に実をとりだすつもりですが、果肉はジャムなどに、種も色々と利用できるようです。びわも杏と同じバラ科ですので、杏仁豆腐に似たものも作れるのだとか。

なつかしい香りのするびわ酒、びわがたくさん手に入ったらぜひ作ってみてください。

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