2017-08-29

レシピ 自家製甘酒と豆腐白玉の卵スープ 醪糟蛋花汤 Láozāo dàn huā tāng

 

飲む点滴、甘酒。

酒粕をといて砂糖を入れたものも、ほのかな酸味があってとてもおいしいですが、近頃は炊飯器などを使って家で作る方も多いと思います。

中国でも甘酒はよく食べられています。醪糟(Láozāo)、もしくは酒酿(Jiǔniàng)と呼ばれ、西安の名産品の一つ。この醪糟蛋花汤のように甘いスープにたっぷりと入れるほか、料理の甘味料としても使用されています。炒め物に使うと、砂糖を軽く焦がした時の香ばしさと、甘酒特有の優しい甘みが料理を引き立てます。塩麹や醤油麹を炒め物に使った時と近い味わいです。回鍋肉など、甘辛い味の料理に是非使ってみてください。

日本でも醪糟は手に入りますが、一度にたくさん出来る自家製甘酒を持て余す方もいるのではと思い、甘酒消費レシピとして醪糟蛋花汤をご紹介します。一緒に入れる団子は、小学校の調理実習で作った以来の豆腐を使った白玉団子にしました。本場では中に黒ごまの甘いトロッとした餡が入っています。これも非常においしいのですが、今回はタンパク質強化版。茹でてしまえば豆腐の匂いも気になりません。

醪糟蛋花汤は中国ではとても一般的なスープで、朝食の一品としてよく食べられています。元気の出る食材をたくさん使っています。

 

材料(3~4杯分)


甘酒

  • 米 or もち米 一合(160g)
  • 米麹 200g
  • 水 三合のメモリまで(800mlほど)

白玉

  • 白玉粉 100g
  • 豆腐(絹ごしがおすすめ) 100g
  • 水 適量

スープ

  • 卵 1個
  • ナツメ(あれば) 6~8個
  • クコの実(あれば) 3g
  • 甘酒 適量
  • 氷砂糖(その他甘味料) 適量
  • 水 600~800ml

 

作り方


甘酒

  1. 米を洗い、炊飯器でおかゆを炊く。
  2. おかゆが炊けたら、60℃前後になるまで冷ます。お釜を外に出すか、保温解除。
  3. 袋の中でほぐした米麹をおかゆに混ぜ、表面をならす。
  4. 保温をONにし、炊飯器の蓋はせず、乾いた清潔な布巾でお釜を直接蓋して8~10時間置く。
  5. 途中、様子を見ながら1~2度ほど混ぜる。
  6. 保存容器に入れて出来上がり。

白玉

  1. ボウルなどに白玉粉を入れ、そこに豆腐を崩し入れてよく捏ねる。かたさは耳たぶ。生地がまとまりにくかったりパサつくようであれば、少し水を足す。
  2. 生地を食べやすい大きさに分け、丸めて少し押しつぶす。赤血球のように凹ませると茹だりが早いが、食感的には1~1.5cmの厚みがおすすめ。
  3. 沸騰したお湯に白玉を入れ、茹でる。白玉が浮いてきてから1分ほど待って、スープの鍋に移す。スープを作る鍋に直接投入しても、別の鍋で茹でても良い。

スープ

  1. 鍋に水を入れて火にかけ、ナツメの中がトロトロになるまで煮ておく(水を含んで沈むようになる)。ナツメはそのままでも食べられるので、煮足りなくても問題ない。(ですが、動画は完全に煮足りてなくて浮いちゃってます。ごめんなさい、忘れてました…)
  2. 鍋を沸騰状態にしておき、とき卵を箸などを伝わせて細くゆっくり回し入れる。入れた卵が全て浮いたら、そっと箸などでほぐすように軽く混ぜる。沸騰してないとスープが濁ってしまい、卵もふわっとしない。卵を入れた直後に焦って混ぜると、これも濁りの原因に。(甘酒をたくさん入れると濁るので、気にしなくてもよい)
  3. 茹でた白玉入れ、甘酒と砂糖で味をつける。おかゆのように食べたい時は、甘酒をたっぷりと。さらっとしたスープを楽しみたい時は少なめにして、砂糖で甘さを補う。

 

動画


 

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