2017-07-26

西安のローカルフードを食べてきた② 乾陵、西安古城壁周辺

乾陵周辺


西安の北西部に位置する唐朝陵墓群の一つ 乾陵とは、歴史上唯一の女帝武則天(則天武后)とその夫の陵墓です。

山自体が陵墓になっており、木は生えているものの、遠目からの印象より岩が多くゴツゴツしています。岩が多いことも盗掘を防ぐ面では都合がよく、その岩の隙間に鉄を流して塞いだとか、塞いでないとか。

頂上はこんな景色

 

莴苣Wōjùの和え物


乾陵に向かう途中の路面店で食べた、莴苣Wōjùという野菜の和え物です(半透明の板状の野菜がそれ)。

莴苣はレタスの近縁種で、レタスの和名も同じ字で『チシャ』というそうです。中国でよく食べられる品種は日本のレタスに比べて芯の部分が発達しており、歯ざわりがとても良いです。切ってしまうとブロッコリーの芯と見た目が似ますが、もう少しシャキシャキした食感です。焼肉を巻いて食べるサンチュもその仲間。

西安の味付けは一貫していて、香辛料を効かせた辣(辛い)で麻(痺れる)、そして酸(酸っぱい)、時に甜(甘い)。好きなら全ての食べ物が美味しい天国です。この和え物も、サラダ専門店のようにガラス越しにある野菜の種類と量を好みで選び、その場で辣で麻で酸、且つ旨(日本語)な感じに味付けしてくれます。

莴苣、紫キャベツ、さやいんげん、カリフラワー、そしてピーナッツを和えてあります。

 

辣で麻で酸な麺


二つ目は、これぞ西安な味付けの汁麺です。しかし、名前がわかりません。

麺は米の麺ではなく、一般的な中華麺です。

 

フェンネルの葉と羊肉の水餃子


これも名前がわかりません。

羊肉を使っていますが、全く臭みがなくジューシー。フェンネルの香りもほんのり。皮も非常にもちもちしています。

つけダレも、辣で麻で酸。しつこくてごめんなさい。パクチーを刻んだものが入っています。

これはいつか再現レシピを掲載したいと思います。

 

チェイサーがわりの茹で汁


水ください、と言うともらえます。壁に書いてあった字にピントが合ってしまいました。

 

西安古城壁周辺


西安の古城壁は、唐朝の城を基礎にして明朝に築かれたレンガ積みの古代城壁です。

風化の進んでいるところから修復しています。

自転車で爆走可能

一周が14kmあります。ゆっくり回っていると2時間ほどかかり、自転車をレンタルできる時間を超えてしまいます(1.5h)。大体の人は一周せずに途中のレンタル拠点で返却します。

 

麻辣小龙虾 Málà xiǎo lóngxiā



ザリガニです。

中国に行ったら食べてみたいものの一つでした。

龙虾は龍蝦の簡体字で、伊勢海老と言う意味。非常に味が良いので小型伊勢海老と呼び、高級感もプラスしています。

殻はエビよりもかなり硬いです。ザリガニの頭の先端をちょっとだけカットして調理してあり、味が中まで染み込むようになっています。エビミソ(ガニミソ?)も美味。カットした部分からミソが溶け出してタレの風味を深めています。

シルクロードの起点、四川の麻辣、ウイグル系の民族と、様々な歴史的背景から複雑で深い香辛料の味わいがもたらされたと思うととても興味深いですが、これだけ赤いと『赤いものはウマい』という変な中毒感も出てきます。日本に帰ってきてからも何にでも辣油をかけるようになってしまいます。辣油はウマい。

頑張ってむいても、可食部はこれだけ

味付けが素晴らしすぎて、タレのみ激写

多くの種類の香辛料が使われていることが分かります。

ただ、おいしいくても普通のエビより寄生虫が多いことも確かなので、できるだけ安全な店を選びたい。

 

青菜の油炒め


これも日本にはない野菜で、かための小松菜のような味です。

 

鸭血粉丝煲Yā xiě fěnsī bāo


これは鴨の血をかためたものと、春雨のスープです。

鴨の血は柔らかいレバーのような食感と風味です。麻辣味とよく合います。血をかためたものですが、血の匂いはあまり強くなく、見た目よりさっぱりとしています。

 

③へつづく

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